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かんそうおきば

ポエミー

club SLAZY special live 観てきた

端的に言うとサイコー……って感じ 私は30のマチネ公演を観劇して、千秋楽はニコ生配信で拝見しました。

SLAZYの最大の魅力である歌とダンスが怒涛の勢いで展開されて、かと思えばあのキャラクターの曲を別のキャラクターが歌ったり本編で関わりのなかったキャラクター同士が会話していたり……ライブならではっていう演出がたくさんで、あっっっというまに終わってしまいました。

私はちゃんと生で観たのはAWからなのですがそれが半年前 こんなに沼るとは思ってもいなかったなあ

 

先述の通りこのライブではあるキャラクターの歌をbwつのキャラクターが歌ったりしているわけですがその中でもとりわけやべ〜〜なと思ったのは

Qちゃんの歌う「money money」とDeepの歌う「garnet star」でした

これまでのスレイジー観てる人でQちゃんがmoney money歌ってるの観て悲鳴あげそうにならない人います?いないよ……

もともとBloomはQの相方だったわけで finalでは8が自分のもとを離れてDeepのところへといってしまい涙を流していたQがmoney moneyを歌うってお前 やばいな!

この曲、本当に気持ちよさそうにQが歌ってて……カッコよく色気たっぷりに歌ってくれてるんですけど、表情がめちゃくちゃ豊かなんですよ。ニコ生だとそこが余すとこなく見られるので観てない人は絶対に観たほうがいいです。プロッフェッショッナァ……って吐息混じりに顔をしかめるQちゃん最高なので。

しかも千秋楽ではBloomが途中から入ってきてご本人登場!!ってしてるんですけどそのときのQの顔たるや ただのBloomのファンなのでは!?本当にのりづき君は表情の作りかたがお上手……!

Qはこれまで幕の下りた場面でしか歌っていなかったんですけど今回初めてパフォーマーとして我々の前に立ったんですよね あ〜〜QがBloomと同じステージに立っているんだ……と思うと一層finalでのQの涙が重いものになるような気がしました。

そしてDeepによるGarnet star

私はハチャメチャにActを推しているので比例してActの持ち歌であるgarnet starがとてつもなく好きなんですよ それを Deepが 歌う とは

か〜〜〜〜〜やりよる〜〜〜〜〜

ActとDeepは同期で最初はActがファイブスター、Deepがフォーススターだったんですよね。それがAWの一件でActがトップエースになりDeepは一生懸命やることから逃げるようになって初演につながっていくわけですけど

その初演でDeepはActに向かって「Actに追いつけない自分が悔しくて、毎日心が動いてる」と心情を吐露します そんなDeepくんがトップエースになりActの歌を歌っているのってめちゃくちゃアツくないですか?

DeepにとってBloomはとても大事で切っても切れない関係の人物だと思うんですけど、ActもまたDeepという人物を作り上げる要素のうち重要なピース「ライバル」なんじゃないかなあ。

まあ何が言いたいかってスレイジーってサイコーということです。

 

そういえば今回で最後と言いつつドラマ化が決定しましたね 嬉しい〜

けど私としては今のキャストにどっぷりなのでキャスト変更なんかしてしまうのかなあとドキドキしてます。数年後今いるレイジーたちも全員卒業し全く新しいスレイジーになっている……なんてこともありえそうだからな〜〜

ゴリゴリのAct担としてはTORI編を描いて欲しいです 帰ってきて〜〜〜

 

スルース 〜探偵〜 の感想 ネタバレ注意

前回の投稿よりだいぶ時間が空いてしまいました

ところでスルースの探偵バージョンを観てきました。新納さんのピエロ姿が見たくて……この舞台は公式から「ネタバレしないでください!」というお達しが出るほどのどんでん返しが待ち構えてるのでまだ観てない方は読まない方が絶対楽しいですゴーホーム!

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじ

 旅行代理店の若き店主、マイロ・ティンドルは高名な小説家、アンドリュー・ワイクの邸宅に招かれた。実はマイロはアンドリューの妻、マーガリートと親しい仲になっていた。彼との決着をつけようと覚悟をして訪ねたマイロだったが、予想に反してアンドリューはマーガリートをけなし、マイロとマーガリートとの結婚を簡単に許すと言い出した。しかしそれと同時に、金遣いが荒く贅沢に慣れきっているマーガリートを養えるのか?とも問いただす。答えに窮するマイロにアンドリューは一つの提案をする……。

 

 

こんな感じ

 

 

とにかくショッキングな演出が多くて驚かされました。照明の使い方がものすごく効果的だなあという印象で、大きな窓から差し込む雷や1幕終わりの一瞬で消える照明が「ミステリー」な要素をめちゃくちゃに盛り上げてくれてたなあと思います。引き込まれる〜〜

フォロワーさんにダイレクトマーケティングされて観るに至ったんですけどその際に新納慎也がピエロの格好をするぞと聞いていて実際観たらほんとにピエロの格好してるし思ってたよりはしゃいでるしえっ眼福 新納さんのあの青いスーツの似合い様はなんなんですかね足長………… 最初こそ不倫のこと話すぞ〜〜〜結婚したいっていうぞ〜〜〜ってめっちゃ気負ってるのにお酒入ってお金の話されるとどんどん緊張がほぐれて年相応になっていくマイロは愛されるべきキャラクターですね 不倫してるけど

ソファーに座ってあまりのふわふわさにびっくりしてるとことか高いお酒を飲み慣れずに顔をしかめてしまったりとか あまり稼ぎのない、平凡な青年であることが伺えてそういう細かい演技が光ってるなあと

そんな純朴な青年だったマイロが「ゲーム」によって覚醒してしまうんですよね アンドリューにとしては喜ばしいことだったのかどうなのか ラストでマイロに一緒に住もうと持ちかけるアンドリューには自分が魅了された「ゲーム」に同じ様に魅了されたマイロが是非ともこれからも仲良くしておきたい人物として映ってたのかなあ

言ったら老後の趣味?えっそんなスリルに満ちた毎日送ってたら心臓麻痺起こして死にますよアンドリューさん

でもそんなアンドリューにとって小説家という職業は天職ですよね ミステリーに取り憑かれて頭の中で何度も犯罪をシュミレートして……それでも寄る年波には勝てず小説は時代遅れと言われ、男性としての機能も働かなくなり……それを指摘されてアンドリューはマイロに向けて引き金を引きます けどこれもまた「ゲーム」なんですよね マイロによる

「ゲームセット」と言って事切れるマイロはこれでやっとアンドリューに勝てたと満足して死んでいったのでしょうか アンドリューに一杯食わされたマイロは見返してやりたいと手の込んだゲームを仕掛けるわけですけどそれって結局マイロもまた「ゲーム」の魅力に取り込まれていたということなのかなあなどと思いました

はぁ〜〜〜すごい 狂ってるやつしかいない話だ。最高ですね。大好き。

ミステリーについて考えることが仕事のアンドリューは脳みその中であれこれ犯罪について考えていて、もちろんそれは「ゲーム」なので実際には人を殺したりなんかしないって自分では思っていると思うんですけど、アンドリューはきっとそこの境界が他の人より曖昧になってきているんじゃないかなあ 殺人じゃなくて暴行罪ならまだマシ だとかマイロに技決めた後に「私が倒されなきゃいけなかったんだ」とか 普通の人が引いてる犯罪のボーダーより限りなく犯罪に近いというか 言動やら仕掛けたゲームが派手なのはマイロの方なので、マイロの方がより狂ってるように見えますが実はより深刻なのはアンドリューの方なんじゃないかな

そういえば老警官のフリをしたマイロにアンドリューが「完敗だ!」と語りかけるとマイロは「ブランデーで?」だかなんだか とにかく「乾杯」の方の意味で答えるのがおしゃれだなあと印象に残ってます

ちょっとこれもう一回観たいんですけど何せ地方在住なものでそう何度も気安く観に行けないのがハチャメチャに悔しいです 毛皮のコートを羽織る新納さんの写真集出して欲しいなあ〜〜〜

音尾さんバージョンもきっと観るべき……………………(そっと財布を覗く)

 

 

 

 

 

 

 

演劇女子部 ミュージカル「TRIANGLE-トライアングル-」の感想

LILIUMを観るためU-NEXTに登録したらトライアングルも観れる事に気づいて喜び勇んで鑑賞 モー娘。沼にゆっくりと入水している……。

 

あらすじ

争いのない星、アルファでは女王、イオタのお告げが絶対であった。その日も女王がお告げを伝えていたが、その日は特に重要なお告げがあった。女王の一人娘、サクラ姫が結婚するというのだ。しかし、当のサクラ姫には実のところ想い人がいた。アルファで使われるエネルギー、エレクの供給源であるスワスワを育てるオメガ人、アサダである。しかし、イオタのお告げによるとサクラの結婚相手は争いの絶えない星、ヴィータ星から来た、触れる事で相手の心を読む事ができるヴィータ人であるという。移民の多い惑星アルファにおいてもヴィータ人はただ一人、最強の戦士キリ中尉しかいない。サクラはアサダへの想いとお告げとの間で揺れ動く……。

 

的な

 

アルファとベータどっちも観ることで完成する舞台ですね アルファだけ、ベータだけでも楽しめるけど両方見た方がお互いを補完しあって、なぜあの時あの人はこんな行動をしたのか?この人のこの時の心情はどうなのか?がわかるのでより楽しい……

基本的にアルファがサクラ姫視点、ベータがアサダ視点って感じ 実のところアサダはヴィータ人で人に触れると心が読めるんですけどアルファ版ではそれがわかるのは終盤なのでアサダが主人公となるベータ版は実質的に謎解き編といった感じに受け取れますね

でもアルファとベータ完全に同じ話かっていうとそうではなく、少しずつ時系列がずれていてそれによってリアクションが少しずつ違ってます。全体のストーリーは変わらないけど登場人物の印象がだいぶ変わってきます。

その代表格が鞘師さん演ずるキリ少尉 アルファ版では、キリ少尉は最初はアルファ星を征服するという目的で偵察に来ていたということが彼自身の口から語られます。しかし彼の宇宙船は墜落、アルファ星に不時着し重症を負います。その時サクラ姫が駆け寄り、「止まれ、血」とキリ少尉を抱きしめます。キリ少尉は互いに心の読める争いの絶えない星から来ているので人を信じることが出来ないのですがサクラ姫は表裏のない性格で嘘をつかないため喋る言葉と心の声が全く同じ。そのことにキリ少尉は驚き、そして凍っていた心を溶かす……

このエピソードはベータ版では語られません アルファでもベータでもキリ少尉はサクラ姫に対して冷たい態度をとりつつも実はサクラ姫に想いを寄せてるのですが、このエピソードが語られるアルファ版の方が、なぜキリ少尉が産まれた星を捨てて惑星アルファに移り住んだのか、なぜサクラのことを好きになったのかが分かるので、よりキリ少尉の最初と最後のギャップが大きいなあと思います。

ベータではフォーカスがアサダにあたります。アルファ版では終盤までヴィータの血を引いてることが明かされませんでした(途中で匂わせはあるので観客はなんとなく分かる)が、ベータではアサダが主人公なので観客にもアサダがヴィータであると明かされた状態で話が進んでいきます。

そもそもアサダは自分の心を読める能力をよく思っていないんですよね。「全員が嘘をつかなければ、人の心を読む必要なんてない」なんていうセリフがあるほど。実際アサダはサクラ姫の気持ちを知るたびに傷ついたり迷ったりしちゃうんですね。

でもサクラ姫と結婚する条件が「ヴィータ人の血を引いていること」 アサダは劇中においてここで初めて自分の中のヴィータの血を肯定するというか、喜ばしく思う。でも最終的に彼が選ぶのは「オメガ人の自分」なんですよね

ローズウッドっていう女の子が出てくるんですけど彼女は彼女で自分を犠牲にしてまで愛を貫く人ですね。お告げで結婚を命じられたにもかかわらず結婚を断ったために二度と結婚できなくなります

このローズウッドはアサダのことが好きで結婚を断ったのもオメガ人であるアサダをまもるためという自己犠牲の塊って感じの女の子 まあ言ったらアサダとはなればなれになるのがいやだからっていうある種のエゴなんですけど

つまりアサダのことが好きな二人の女の子はそれぞれ「ヴィータ人のアサダ」と「オメガ人のアサダ」を求めた 求めたっていうか存在を認めたっていうか まあそれぞれアサダの違う面を故意でなくとも要求したんだなあって感じ

ていうか私はてっきり最終的にサクラ姫とアサダがくっついて大団円だと思ってたのに!!!!!!思ってたのに!!!!!!!!!

そんなことなかった

アサダはローズウッドと生きていくことを選び、サクラ姫はお告げの通りキリ少尉と結婚することを選ぶんですよね ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

やっぱり少女漫画を読んで育った身としてはサクラ姫とアサダにくっついて欲しかったなあなんて思うんですけど でもこれで二人がくっついたらなんの成長もないなあとも思ったりはします。サクラ姫は父親と同じようにお告げで定められた相手と結婚し、自分の意思よりも星のためみんなのために生きることを選ぶし、アサダは自分のオメガの血により誇りを持って生きていくんだなあというラスト。

個人的にはアサダ絶対まだサクラ姫のこと好きでしょ!?!?!??!ローズウッドのこと利用してない!?!??!???!って思っちゃったりするんですけど けど でも最後にサクラ姫がアサダの手を握るシーン あそこで私たち観客には語られなかったサクラ姫の決意がアサダだけには伝わったんだろうなあと思います

結果的にはまるーーーーく収まってますね 星の未来的には一番明るい選択だったと思う。ンンン〜〜アサダとサクラの恋は星のために散ったのだ〜〜〜〜〜くそ〜〜〜〜〜〜〜

アサダがローズウッドと生きることを選んだのはある種の贖罪にも思えますね ローズウッドのおかげで好きに生きれてサクラ姫と過ごすことも出来て……そう思うとローズウッドごめん……ってなる気持ちもわかる……

最後サクラ姫はキリ少尉に笑顔で手を差し伸べているので父親と同じようにいずれ心からキリ少尉を愛するようになっていくんでしょうし、アサダとローズウッドは幸せに過ごしていくんでしょうね

ただ好きだからという感情だけでなく、星のため周りのために自分を殺すということを知った少年少女の成長の物語でした……

 

 

 

 

 

 

DisGOOnie TheTempestを観た

友人から借りたDVDで観ました

西田大輔作品はもふ虎と舞バサ、コーネリアくらいしか観てないんですが観てると「らしさ」を感じますね

 

あらすじ

 

物語は嵐から始まる。水夫の必死の抵抗も虚しくナポリの王アロンゾー一行を乗せた船は沈没してしまう。

ところがこの嵐はかつて実の弟アントーニオとアロンゾーに裏切られ国を追われたかつてのミラノ公爵、プロスペローが起こしたものだった。アロンゾーたちは死んではおらず、ここからプロスペローの復讐劇が始まる

という実際のシェイクスピアの劇が劇中劇となって登場する話。天才、シェイクスピアテンペストを作り上げていく過程が描かれる

シェイクスピアは本棚の中の本から手紙を見つける 差出人のわからない手紙と同時に現れる妖精シーリーズ 彼女はシェイクスピアの劇の最後のセリフを盗みに来たという。

ある日シェイクスピアは親友であり同じ劇作家のマーローにとある相談をされる。その相談は「一目惚れをした女性を守るため、自分になりすましてほしい」というものだった。マーローが一目惚れをした女性、ヘレーネの話していると謎の男が手紙を落として去っていく。その手紙には「お前の愛した女を殺す」と書いてあった……。

 

的な話

 

話としては天才同士が互いの才能に嫉妬し合うという話かな そこにシェイクスピアとアン、マーローの恋も交わってややこしくなっていく感じ

マーローもまたシェイクスピアと同じ新進気鋭の劇作家かつ俳優でしかもイケメン そりゃシェイクスピアも嫉妬しますよね。ところが向こうもシェイクスピアの才能に嫉妬しているという お前はそれ以上手に入れてどうすんだ〜

ネタバレを言ってしまうとシェイクスピアが見つけた赤い手紙はアンがマーローへの想いを綴った恋文であり、アンはその想いを殺すために文字にして誰も見つけられない本棚へと隠した……見つかってるけど 一番見つかっちゃいけない人に見つかってるけど。

でもアンはシェイクスピアを愛していなかったかというとそういうわけじゃないんですよね シェイクスピアの隣でシェイクスピアを支えることをなんの苦痛にも思ってない。愛してるから。でもマーローに惹かれてしまう。これもまた愛。アンは二つの想いを抱えつつ考えて、シェイクスピアの妻であることを選ぶんですね。それでもシェイクスピアにはアンの心の一部が誰か自分以外に向けられていると気づいてしまうんだ〜彼が求めているのは「純愛」だから。あれっメンヘラか?

テンペストっていわば「赦し」がテーマの舞台で、主人公のプロスペローは最終的に全員を許すんですよね。全て。赦しというものは無条件の上で行うから意味があるというか、何かを条件に赦すというのは、赦した方もまたその条件に縛られているっていう考え方を題材に作られた舞台 らしい(調べた)

それに沿うようにシェイクスピアも最後ぜーんぶまるっと許しちゃうんですよね。自分を殺そうとしたマーローも心だけとはいえ浮気したアンも何もかも ここでシェイクスピアとプロスペローがカチッと重なる

アンからマーローへの手紙を見つけ、またマーローへの嫉妬からマーローを貶める作戦を思いつきヘレーナを使って巧妙にマーローを追い詰めます それがあまりにも巧妙で鮮やかなもんだからまるで魔法。途中のダンスでシェイクスピアがみんなを操っているようなシーンがあるんですけどまさにその通りだったっていうね。全てがシェイクスピアの思惑通りに物事が進んでいく…… 天才だからこそこんなことができるんですね そりゃマーローも嫉妬しちゃうでおい

テンペストは言ったらシェイクスピアが復讐のために書いてる舞台だから正直結末がどうなろうがどうでもいいんですよね だからラストの言葉もなかなか見つからない でも最終的にシェイクスピアは全てを許すから、プロスペローも全てを許すしそもそも舞台が完成したんだなあと。

シーリーズとミランダはなんだったんだろう 見てる最中はシェイクスピアの中の一つの人格かなあなどと思っていたんですけど妖精?なのか?

ミランダはシェイクスピアが夢見た「理想のアン」かなあと思いました。純愛を貫き、シェイクスピアの理想的な愛を体現している存在 でもシェイクスピアはアンを許したのでミランダが必要なくなったのかなあ なんかそこらへん色々設定あるんだったらごめんなさいという感じ

そういえばミランダの役を女の子にやらせる!というシェイクスピアの提案にみんながギョッとするシーン なんでかなあと思ったら昔のイギリスって女性が演じることを禁じてたんですね ためになったぞ〜

歌舞伎もそうですけどなんでこう舞台芸術っていうのは女性を排除しようとするんだ もちろんそうじゃないのもいっぱいあるんだろうけど 無知ですまん

舞台セットが本棚をうまく利用していて面白いなあと思いました 高さのあるセットの上に女性が立って地面に男性が立っているのはロミオとジュリエットのオマージュかなあなんて思ったり 考えすぎかなあ

ところでこの舞台西田作品なのに殺陣ないなあと思って その分ダンスシーンがたくさんあって綺麗でした でも紙が散らばっているところであんなに踊って滑ったりしないのか!?ってヒヤヒヤしてしまった 我ながら余計なお世話だなあ

 

 

 

君の名は。観てきた

遅ればせながらやっとこさ観てきました

 

あらすじ

 

田舎の高校生、三葉と都会の高校生瀧は夢の中で入れ替わってしまう。最初こそ戸惑うが携帯に日記を残すなどして少しずつ順応していく。しかし、彗星が観測できるという日を境に入れ替わることが出来なくなってしまう。

 

的な話

 

思ってたよりSFな話で面白かったです。個人的には最後出会わないで終わって欲しかったなあなどと思ったり思わなかったり……

とにかく映像美が凄まじくて 雨の一粒一粒まで描写されてるのは本当白目剥きそう アニメーターさんとかちゃんと寝ているのだろうか 寝てほしい

三葉の家系は代々入れ替わる能力を持っているのかなあ そうだとしたらお父さんが入れ替わった末に出会った人なのかどうかがきになる。お父さんは「妻を愛したのであってこの家を愛したのではない」と言って出ていくわけだけどこの入れ替わりが代々続くものだとしたらそれは糸守の神様が巻き起こしている奇跡に巻き込まれた男の悲痛な叫びですね パンフとか全然読んでないので情報出てたら恥ずかしいな……

三葉と瀧の時間がずれたまま入れ替わっていたというトリックで話は急展開を迎えますが、糸守の町が水に沈むまでの数週間?数ヶ月?をやり直すチャンスを与えたのはやはり糸守の神様でしょうか でも瀧にとっては「町」を救いたいというよりは「三葉」を救いたいという気持ちが強かったんじゃないかなあ

「三年後三葉が死んでいる世界の瀧」が「三年前まだ生きている三葉」に入れ替わり町を救おうと奔走し、「三年後自分が倒れている場所」に向かうと「三年後の自分と入れ替わっている三葉」に出会うことができ、ようやく初対面 ややこしっ

いうなれば三葉がみんなを避難させてみんなが無事だったという出来事が線路の切り替え地点になってるんですね 自分が死ぬ未来から自分が生きる未来へと進路を変えたという これ瀧は全て忘れてないとおかしいと思うんですよね。三葉が死ぬ時間軸で二人は入れ替わってるわけなので三年前に時間軸の分岐点で行き先を変えたということは三年後の瀧は三葉が入れ替わった瀧じゃないじゃないですか。

瀧の回想から察するに自分が起こした行動とかは覚えているけどなんでそんなことをしたのか動機が思い出せないって感じなのだろうか 丸々と消えてしまった時間はあるけれどそこからはみ出した「行動」による思い出が全て忘れるのを阻んでるのかなあ

その点三葉は覚えてるはずですよね 自分で分岐点を変えるレバーを引いて、そのまま地続きで未来へと向かっているわけだから ただ、この映画内で散々言っている通り、夢の出来事はすぐ忘れてしまう……それでも瀧よりはしっかりと覚えていそうだなあ

すごーくまとまりよく終わったなあという印象なのですがやっぱり出会わないで終わった方が個人的にはすっきりしたかな……三葉が死ぬという未来だったから二人は夢で入れ替わったのであって三葉が死んでない時間軸では二人は入れ替わってないはず……?言ったら映画の前半ほぼ無かったことになるってことですよね それでも出会う二人 オウ、ラブパワー……

割とバッドエンドも好きなので出会わないオチも観てみたいなあと思いました

そういえばこの映画脇を固めるサブキャラクター達がめちゃくちゃ魅力的だなあと思ったんですよね てっしーなんかは「この町でずっと生きていくんだと思うよ……」なんて貴様本当に高校生か?って感じの諦観的なセリフを呟いたりしますが、三葉に避難計画を持ちかけられるとノリノリで応じてて、ああ、彼にとってこれは歓迎するべき「非日常」なんだろうなあなんて考えました なんとなくこうなるんだろうなあと答えの見えている未来を少し退けてくれそうな三葉の計画はてっしーにとって願っても無い出来事だったんだろうなあと そんな感じで随所に青臭さみたいなものがにじみ出ているキャラクターが多くて素晴らしかった

ラスト云々はあくまで個人の一意見なので読み流してください 面白かったです。

 

 

 

 

 

 

スタートレックビヨンドを観た

面白かったです 迫力すご〜

キャプテンカークはどんな時もかっこいいな……パインカークはちょっと向こう見ずっていうか「俺は危険を嗅ぎ分ける能力がある」とか言っちゃったり(直後罠にかかる)撃ち抜く対象ろくにわかってないのにとりあえず撃っちゃったり ああ〜〜若い……って感じで最高に目を離せないですね

今回はカークもスポックも船を離れたがっているところから始まるんですね カークは船の生活に疲れているのと父親の享年を追い越してしまうことによる情緒不安定(?)から、スポックはTOA世界線におけるスポック(AOSでのスポック大使)の死を受けて彼の後を継ごうと考えたことから

まあ最終的には二人とも船に残ることを選ぶわけで一安心だね〜 スポック大使の持ち物の中にTOSの集合写真あるのはなんだか感動してしまう……スポック大使は言ったら違う世界線の未来のスポックなわけで、彼の本当の世界線ではとっくにカークもマッコイもウフーラも死んでてそれでもスポックの中では忘れられない5年間なんだなあと これまでの2年間の素晴らしさ忘れがたさと残り3年への好奇心期待感使命感をこの瞬間にAOSの世界線のスポックは思い出したのかな あ〜〜〜スポック……

御察しの通り私スポック推しなんですけど今回の映画はスポックの人間みというか地球人みというか生物みみたいなものが描かれてるシーンがほんと多くて大歓喜…… 人間味に溢れていて感情的なマッコイと人間味が薄くて理性的なスポックの凸凹コンビはもはやスタトレにおける名物みたいなものだなって勝手に思ってたんですけど今回はこの二人の信頼関係が見えて沸き立ってしまった……スポックが怪我をして今まで通り二人は軽口を叩きあうんですけどマッコイ心なしか優しいなって……ヨッ!名医!弱ってるスポックほんとなんかちょっとおかしくなってるけどそれにも負けないマッコイ優しいほんと…… 今回の映画でわかったのはいくら冷静なスポックも腹に大怪我負うと止血する時めちゃくちゃ雄叫びあげるし止血された後悪態つくし怪我をおってしばらくたって体力なくなってくると突然ケタケタ笑い出したりするんだってこと え?最高では

スポックが感情みせるの大好きマンなので今回の映画はそういう点においては百点でした だってスポックウフーラにお母さんの形見だってネックレス持たせてそれをGPSとして活用してんの……う、うわ〜〜〜気持ちわる〜〜〜!!!好き〜〜〜!!!ウフーラはほんとにこの男でいいんか!?!?って観てて毎回思うけどしあわせそうな二人みてやっぱお似合いだ〜〜〜〜結婚してくれ〜〜〜〜!!って思うので早いとこスポックにプロポーズしてほしい

もはやスタトレ感想っていうかスポックの感想になってしまった 本筋的には布石がまあまあ効いてて楽しかったです ラジオのとことか 軍人おじさんが脳筋すぎて困っちゃう話だったなあしかも元軍人でサバイバル能力が高いもんだから生き残るわギルドつくるわ人のエナジー吸い込むわ も〜〜オデッセイか?攻撃的なTOKIOじゃん……よくあんな宇宙船やらなんやらつくれたな すごい

そういえば今回はペグおじさんが脚本に参加してるんだっけ……?その成果スコッティの見せ場たくさんあってニコニコしてしまった。あんなに愛しい巻き込まれおじさんなかなかいないな……

 今回の映画にニモイさんがいないの本当に寂しいしこれがアントンの最後の作品になったの悲しい 次もあるかなあ、あってほしいAOSのクルーは仲良しなのが伝わってきて大好きだ……次回作ありますように。

 

 

パダラマジュグラマかんそう

配信されてたものをいそいそと観ました

 

何百年か後の世界、何もかもが上手くいかない世界

環境は汚染され自然の食べ物を口にすることは非常に稀

そんな食糧不足の世界を支えているのがカイダム(?)という養鶏場 そこから世界中に鶏を出荷している。

しかしここ最近ではその出荷量も減り、世界中の誰もが腹をすかせていた。狐のトシリモとメグメもまた例外ではなかった。

メグメの弟、キナミダは病に倒れ栄養のあるものを食べなくては今にも死んでしまいそうな状況であるためメグメはトシリモの誘いに乗り、カイダムへと鶏を盗みにいく。

たどり着いたカイダムで出会ったのはまるまると太った鶏ではなく痩せっぽちのオスのひよこだった。名前もない無邪気なそのひよこに二人はタックと名付ける。

 

そんな感じ

 

全体的に暗い雰囲気の中でひたすら明るいタックが観客の救いになってるなあと思っていたんですがこのタックの底抜けの明るささえカイダムが生み出した闇なんですよね

オスのひよこは要らないからと殺されてしまうカイダムで、必死に死の運命から逃れたタックは無理矢理に人生に希望を見出そうとして「どんなときも笑う」と誓うのが辛い……前半の明るさは生まれたての無知による無邪気さからきてるのかなあと思っていたらあれ全部無意識の上の演技なんだなあ

記憶喪失でカイダムの中の惨状も忘れているけど一度は確実にみていて、うっすらと自分の前に敷かれた死へのレールが見えていてそれに抗おうと決めたタックの自己防衛があの明るさなんだなあと

今回すごいなあと思ったのがメイクで メグメや工場長、リンリンの顔に涙のようなメイクが施してあってそれが見事に衣装と馴染んでいるから最初は全然気にならなかったんですけど、泣く演技になった途端そのメイクが浮き上がってきて道化師を見ているようでゾワッとしました。

この話悪い人が一人もいなくて、悪役かと思っていた工場長ですら実は奴隷で出荷されていく鶏を涙を流しながら見送ってるんだ〜〜〜〜つらい

工場長も時代に人生を潰されたひとりなんだなあということが分かってなんとも言えない気持ちに……いったい何羽の鶏を見送ったのだろう

この舞台全体を通してみんな変わるんですよね 人の気持ちや情を理解できなかったトシリモがタックと出会って人の気持ちを考えて行動するようになり、逆に人の気持ちを理解できなかったトシリモを哀れんでいたメグメが弟の死を目前に我を失って人の気持ちより己の欲を優先し、タックは絶望するということを思い出し、そしてまた希望を持つ

荒廃した世界によって人生を狂わされた人々(?)が生にしがみつくそんな話でした

舞台のセットとか本当にその世界に入り込んだ気持ちになれて素敵だなあと思いました。ぜひ生で見たかった……タックに脇を通り過ぎてもらいたかった……

この舞台セット観客もセットの一部なんですよね ある時は雌鶏たち、ある時は草はら、ある時は雄鶏たちの死骸 こうやって舞台の中に入り込めることってなかなかないと思うのでこれは一度体験してみたいなあ